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Truelove knot

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[初出]1999 [Update] 2004/05/10

Truelove knot (企画書)

暫く駅の周りを歩いていると、突然エミリが小さく叫び声を上げました。
何か音みたいなものが聞こえると言いだします。
主人公も『』を澄まして聞いてみると、確かにどこからか「からん、からん」と、ベルのような音が聞こえました。

はじめに

Truelove knot (企画書) は、深沢が Force 社に入社する前、色々と就職探しをしていた時に作成したオリジナルゲームの企画書です。

ここでは、その (半分お蔵入りになっていた) ゲームの企画書を提供しています。
あんまり見ていて楽しいものじゃあないかと思いますが、興味がありましたら暇つぶしとしてご覧ください。

当時について

1999 年の事になります。
当時、「企画、シナリオ」で就職先を探していた深沢ですが、当然ながらこの業種に就職するにはまず、「ゲームの企画書」を提出する必要がありました。

もちろん、深沢は企画書を作成したわけですが、【始めて人様に形になっている企画書を見せる】と言うこと、また、【これを逃したらずっと無職が続く】と言うことで、気合いだけはやたら入れて (入れすぎて) 作成していました。

(今こうやって中を見てみると、まあとにかく、「僕の考えたもの全部見て」欲しかったのがわかります。
企画書はパッと見て内容がわかるものが好まれるので、見る方としては、「やりすぎ」で迷惑な話であったと思いますが……)

結果として企画書を送った会社には落ち(^^; この後、深沢はとある方のツテで Force に入社させていただくことになりました。その中で作成したのが「イザヨイ」、「2nd LOVE」、「書淫、」になります。

Truelove knot

中を見てもらえればわかると思いますが、僕が企画した「ゲームの原型」とも言えるものがほぼそのまま入っています。先行入力は「イザヨイ」でちょっと関連しています。物語の構成は「2nd」 や「書淫、」ですね。
解決策を SF ライクに求めてたのが、いかにも当時らしくてちょっと懐かしいです。

企画書のフォーマットについては、他の方がどうなのかはよくわからないのですが、だいたい僕の場合、他のゲームもこんな感じでつくってます。

企画書の公開について

先日、資料を整理していたらこの企画書が見つかりました。

いつかゲームになったものを提供しようと考えていた本作ですが、あらためて中を見ると、今自分が作成し、プレイヤーに届けるものとしては、さすがにいささか古くなってしまった感を否定できなくなったことに気がつきました。
つまり、「当時」の僕ではない、「今」の深沢がこのゲームを出そうと構成をし、シナリオを書くと、おそらくそれは別のゲームになってしまうのではないかなあと。
そんな風に感じるようになりました。

ですがこの物語自体、僕もすごく好きなお話なので、このまま手元に眠らせておくのも――ちょっともったいない思いが残りました。
なんだかんだで作成してから 5 年も経ってしまいましたし、「2nd」「書淫、」というゲームを通じて、【物語を感じてくれる】という素晴らしい (プレイヤーの) 方々がいることもはっきりわかりました。

それでは――と。
ここで一つの形として、企画書を提供することにしました。

(でもいつか、落ち着いたら、たとえ形が多少変わろうとも「ゲーム」としてつくってみたいですね、やっぱり)

ライセンスについて

本作は LANGuex ライセンス version 0.9e に準じて公開します。
ユーザー ID を所有された方は、本作をプログラム言語的な概念として自由に使用することができます。

LANGuex ライセンス version 0.9e 概要 (抜粋)
私たちはLANGuex から提供されるゲームそれ自体を一つの「プログラム言語」的な概念として提供します。
ゲーム中に表示される「テキスト」「グラフィック」「サウンド」「システム」、そして「物語の概念」、オリジナルの著作権は私たちにありますが、これらをどう組み合わせて何を表現するかは、上記の制限を守っていただく限り自由です。

言語という概念が理解しづらいのであれば「素材の集まり」、或いは「ライブラリ」「Class」として考えてみるのもよいでしょう。 提供するゲームそのものが「素材の集まり」「ライブラリ」「Class」であり、それの何を抽出して何に利用するかは上記の制限を守っていただくかぎり自由です。

本作は企画書の形態で提供されています。この「物語」を使用、加工、流用したあらゆる媒体へ利用を歓迎します。

ユーザーID は無償で提供します。必要な方はご連絡ください

ファイルのダウンロード

ご注意

企画書という性質上、物語のネタバレ「そのもの」をしています。
いつか深沢がこのゲームを出さないと言う保証はとりあえずないので、それなりの覚悟の上、ご覧ください。

なお、提供にあたりサンプルゲームと深沢への連絡先住所は削除しました。

[trueloveknot.zip] : 415 kb
 

履歴

2004/05/10
ネットワーク配布用にパッケージング
2004/02/03
ライセンスに関する説明を追加
2004/02/01
一般公開

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