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True love knot 企画書

トゥルーラブノット : 恋結び


もくじ

Truelove knot の概要




コマンド先行入力システム ?

Truelove knot の『ウリ』として、コマンド先行入力システムを提案します。

コマンド先行入力システムとは、アダルトシーンにおいて、プレイヤーがあらかじめ行いたい行為を一定数入力しておき、入力後はその展開を見守る構造を持ったシステムです。

アダルトゲームの場合、セックスシーンはそのバリエーション(入力できる行為のコマンド)が多いほどプレイヤーに好まれると思いますが、反面、単純に入力できるコマンドを多くしてしまうと、文章がぶつ切りになり、結果としてコマンド入力の煩わしさが頻発してしまう事になります。
アダルトシーンの性格や用途から考えても、プレイヤーに細かく入力を求める(プレイヤーの指を占領してしまう)というのはあまり良い方法ではないのではないかと、私は考えました。

コマンド先行入力型システムは、その「バリエーションのあるコマンド」と「細かい入力を求めない」両方の要素を合わせ持つ事を目的として提案します。

先行入力
「コマンド先行入力型システム」とは、プレイヤーが自分の見たいアダルトシーンを、色々なパーツ(細かい性行為の区切り)からカスタマイズして、一つのまとまったシーンを作り上げるイメージです。
参照 上記システムをサンプル的に自作プログラムで作成して説明しています。詳しくは外部ファイルについてをご覧ください。

仕様

対象OS Windows 95 , 98
推奨マシン Pentiun 100 Mhz 以上のCPU (133 Mhz 推奨)
メモリ 32 MB 以上(64MB 以上推奨)
音楽 CD-DA(BGM),WAV(効果音)
対象年齢 18歳以上

この仕様は、本企画作成時に想定したもので、暫定的なものです。

近年はマシン性能も上がってきていますし、制作工程の手間から考えても画面色は true color 必須でかまわないと思います。

オープニングストーリー

199X年、大学も夏休みに入り、特にやるべき事もなく、ゴロゴロと家で過ごしていた夏。
物語はある日、主人公の家に掛かってきた一本の電話から始まります。

電話は知らない女からでした。
女は主人公に「二週間、娘を預かってほしい、娘はその間あなたの自由にしていい」とだけ伝え、一方的に電話を切ってしまいます。

一体なんのことか分からずに、唖然とする主人公の前に、一人の少女が訪れてきました。
知った顔ではありません。
年は18歳。けれど話し方はまるで小学生並みという不思議な少女でした。

少女は母親から預かったという手紙を主人公に渡しました。そこには短く
私は隣の部屋に住んでいるものです。先程お電話もさしあげました。事情があり、この子を二週間預かって頂きたいのです。お礼はのちほどお支払いします。
と、だけ書いてありました。

主人公はアパートに引っ越して来てからまだ日が浅く、隣の家に誰が住んでいるかなんて、これまで気にも止めていませんでした。 けれど、この隣人はその顔を合わせた事のない主人公に子供を預け、自由にしていいとまで言うのです。

「どうして君は俺の事を知っているんだい?」主人公は少女に聞きました。興奮の為、自然と口調がキツいものになってしまいました。問い詰めた、と言って良いかもしれません。少女は質問に答える事が出来ませんでした。泣いてしまったからです。


一時間後、主人公は仕方なく少女を部屋の中に招き入れました。どこかへ少女を帰そうにも、どこへ帰せばよいのかわからなかったからです。

少女に質問をしているうちに、いくつかのことが分かりました。

じゃあ、君はお母さんの所の電話番号も知らなくて、いつの間にか俺の家の前に居て、そしてどこに帰ればいいのかもわからないって事 ?
うん

つまり、主人公の目の前には身元不明の少女が一人。
親との連絡方法も無し、帰る場所もなし、という状況です。

ちらりと少女の方を見る主人公。二週間この娘を預かれ、と手紙は言います。
主人公は少女に、「俺と居て平気 ? 」と尋ねました。少女は「うん ! 」と元気に答え、主人公の事が好きだから、と付け加えました。こんなにも無邪気に告白されたのも、主人公にとって始めてでした。主人公は思いました。

( 確かに女の子と二人で生活するっていうのは悪くない。
それが可愛い娘だったらなおさらだ。
しかもこの娘は、初対面であるにも関らず、どうやら俺の事を好いてくれるみたいだ。
悪くない……か )

二週間です。
もし、二週間経って、この子の親が姿を見せなければ、その時はしかるべき場所へこの子を預けようと思いつつ、主人公はこの不思議な少女と生活を共にする事を決意しました。


その日の夕方、主人公は少女を家に置いてコンビニへ買い物へ出かけ、いくつかの生活用品を購入しました。なにしろ、これから少女と二人で生活するのです。かつて気ままな一人暮らしとは訳が違います。
脹れ上がったコンビニの袋を眺めながら、主人公は自分が何かとても厄介な事に巻き込まれてしまった事をあらためて実感しました。


家に帰ると、なにやらどこかで聞いた事のある様な、甘い女の声が聞こえました。
少女の声ではありません。慌てて部屋に入ると、なんと昨日借りたアダルトビデオがテレビに再生されていました。どうやら少女がなにかの弾みで、デッキに入れっ放しだったビデオの「再生」ボタンを押してしまったようなのです。女の声の正体はビデオのものでした。
ビデオの「停止」ボタンを押した主人公の背中から、甘い声が聞こえました。ゆっくりと後ろを向くと、そこには何も衣服を纏っていない少女の姿がありました。
少女は何度も主人公の名前を語りかけ、ビデオそのままの行為を主人公に求めてます。我慢しよう、と思った主人公ですが、結局わき上がる欲望に勝つことが出来ずに、女の子と身体を合わせてしまいました。

挿入の瞬間、泣き出してしまう少女。……少女は「初めて」でした。
冷静に考えれば、それは簡単に分かる事でした。けれど主人公はそんな当たり前の事すらも確認せずに、ただ欲望のまま彼女に身体を合わせてしまいました。
謝る主人公に対して、少女はあなたの側にいられればそれが嬉しいのだから平気、と答えます。

主人公はこの時から、二週間この少女と共に居る事が苦痛ではないな、と思うようになりました。もしかしたら好きになってしまうかもしれない、そう感じもしました。

「明日から何をしたい?」主人公は少女に問いかけます。
少女は「まだこの町の事を全然知らないから、この町を案内してほしい。そして、この町の奇麗な眺めを教えてほしい」と答えました。

二人の奇妙な二週間は、こうして始まりました。

参照 このオープニングストーリーのプロットを小説形式にしてまとめています。雰囲気の参考になれば幸いです。
true_love_オープニング.txt

バックグラウンドストーリー

『今』が『ちょっと昔の話』と言われるぐらい未来のお話しです。

とある町の町外れ。そこにぽつんと建っている研究室には、とある老夫婦が住んでいました。
近所の人には「中でなにやらあやしげな研究をしているらしい」としか思われていませんが、なかなかどうして、その研究室で行われている内容は世界的にも大変評価の高いものでした。
それを表立って周りに自慢しないのは、その研究室の博士(…といっても当時、研究室に居るのはおじいちゃん博士とおばあちゃん助手の二人だけなのですが)の気質なのかもしれません。

ある日、博士は自らの生涯を賭けて研究を行っていた一大研究の取りまとめを行う事を決意しました。
その研究内容とは「仮想空間に自らの原形を投影させる装置実験」
つまりコンピューター上に作成された仮想の空間に、自分の過去の思い出を再生させる実験です。
この実験が成功すれば、いつでも「楽しかった思い出」を、あたかも現実に今、起きている様に再現することが可能になります。それはまさしく「夢のような行為」であると言えました。

おじいちゃん博士は助手が見守る中、頭に端子を取り付け、慎重に装置のスイッチを押しました。
機会のモニターが激しく動き、メーターは振り切れんばかりに動き出します。
助手はモニターをのぞきこみました。……成功です。
おじいちゃん博士はついに、仮想空間に、自らの意識をコピーしたのです。

――けれど。
おじいちゃん博士の「身体」は、端子の与える電気ショックが原因で、二度と帰ってこれない遠い所に行ってしまいました。とても遠くて、手の届かない場所に。

おじいちゃん博士のお葬式終了後、おばあちゃん助手はおじいちゃん博士の成し得なかった意思を達成する為に、これまで得た知識を総動員しておじいちゃん博士の行っていた研究を引き継ぐべく没頭しました。

12年後、おばあちゃん助手は震える手で自らの頭に端子を取りつけます。
おじいちゃん博士のなし得なかった意思を達成する為に。
そして、おじいちゃん――いえ、ゆくゆくおじいちゃんになる「青年」に出会う為に。

Truelove knot ストーリー

Truelove knot の各ストーリー設定について簡単に説明します。

世界と主人公について

主人公のいる「世界」は、未来のおじいちゃん博士の意思の原形により作成された架空の「思い出の町」です。
ベースはおじいちゃん博士が生まれ育った町ですが、おじいちゃん博士とおばあちゃん助手との印象的な出会いの場所がミックスされた不可思議な空間になっています。
主人公である青年はゆくゆく「おじいちゃん博士」になる男です。

少女について

おばあちゃん助手はおじいちゃん博士の様な事故を防ぐ為、「思い出の町」に、おばあちゃん助手そのままの形で意思を投影されるのではなく、新たに「おばちゃんの意志をベースにした子供」を産み出すことにより、自らの身体と産み出した意思とを切り離すことにしました。

この『子供』が主人公と出会う少女です。
結果「少女」はおばあちゃん助手と女の子は血縁関係の無い母娘のような関係です。

少女は「思いでの町」にとって招かれざる客、例外的な存在なので、「特別に『思いでの町』が少女の存在を受け入れない限り」自動排除システムが働き、その寿命は約二週間が限度になります。

少女は「本能的に主人公の事が好き」で「本能的に二週間で自らは消えるという喪失感」を持っていますが、主人公を「思い出の町」の世界から連れ戻すなどの明確な「目標」をもって主人公の元を尋ねたわけではありません。

( それはおばあちゃん助手が少女を作成した時に、そもそも主人公が「思い出の町」の世界から帰りたがっているのかわからなかったからです )

少女の目的は主人公に出会った時点で完了されています。
そこから先にあるのは、ただ純粋に「主人公と共に居たい」という願いのみです。

この町の奇麗な眺め

主人公と少女は「思い出の町」に存在する、「過去におじいちゃん博士とおばあちゃん助手が過ごした印象的な風景」を共に探し、追い続ける事により、「過去の思い出を追体験」します。
この追体験が行える場所が、少女がオープニングストーリーで巡ってみたいと言った「この町で奇麗な眺め」の場所ということになります。

「この町で奇麗な眺め」を探し、体験するのがこのゲームの最大の目的です。
この体験により、ストーリーは動きだします。

具体的には「裏山に登って町を見渡す」「夏祭り」「少女とプールで遊ぶ」など、誰もが経験していそうで、でも思い出に残っていそうな光景です。

物語の結末

ゲーム開始より二週間が経過すると、物語は結末を迎えます。 この時、主人公がそれまで追ってきたストーリーにより物語の結末が変化します。

おおまかに分けて、この4つの種類に結末が別れます。
参照具体的なエンディング分岐のプロットは企画書「zinbutu.html」の項目で説明していますので、そちらをご参照下さい。

キャラクター設定

ゲームに登場するキャラの基本的な設定です。 物語中、メインとなるキャラは、主人公「長沢宗一郎」と家に尋ねてきた少女「長沢 エミリ」の二人です。
残りのキャラはサブキャラという扱いになっています。

人物図

(黒線のコメントは主人公から見た各キャラへの印象です)

参照各キャラクターのゲーム中プロットは「zinbutu.html」で説明しています。詳しい設定ははそちらをご覧ください。

長沢 宗一郎(ながさわ そういちろう)

一人称=俺
エミリに対して=エミ

本作の主人公。プレイヤーキャラです。
大学生(20歳)T188。ルックスは中の上で悪くはありません。
高校生の時に母親の浮気で両親が離婚。主人公は父親の方に行くことになりましたが、父親は単身赴任の為、めったに会うことがありません。
高校生のときはマンションに住んでいたのですが、大学進学を機にマンションは売り払い、アパート暮らしを始めています。

正確は明るく、要するに能天気です。座右の銘は<そのうち何とかなるさ>
いつもラフな格好(シャツにジーパン)なのですが、素が悪くない為、その格好も結構似合っています。
特に目的もなく過ごしていたのですが、エミリと出会うことで徐々にその傾向が薄れていきます。

長沢 エミリ(ながさわ えみり)

一人称=エミ、あたし、私(精神年齢の成長により変化)
主人公に対して=そ〜ちゃん

主人公の元に突然居候することになった「少女」。T145。18歳。腰まで延びた長い髪の毛が特徴です。
一見すると日本人形のような静かなイメージを彼女に抱くのですが、性格は大変明るく、話してみると彼女に抱いていたイメージは吹き飛びます。
体つきは年齢相当(高校生ぐらい)ですが、主人公と出会った当時の精神年齢的には10歳ぐらい(小学生程度)です。
軽い記憶喪失に掛かっていて、「自分が主人公の隣の部屋に尋ねようとした」ことは覚えているのですが、それ以外は思い出せません。また、二週間後に自分が居なくなってしまう様な喪失感を抱いていて、時に主人公に心配をかけます。

ゲーム中では殆ど彼女と共に行動する事になります。
また、主人公と二人で「この町で一番奇麗な眺め」イベントを体験すると彼女は精神年齢的に成長し(三段階)、最終的にはほぼ年齢相当の言葉づかいをするようになります(逆にイベントに出会わないと彼女の精神年齢はずっと小学生並みのままです)。

長沢 恵美子(ながさわ えみこ)

一人称=私
主人公に対して=あなた

「おばあちゃん助手」です。主人公の部屋の隣には「長沢 恵美子」という表札が掛かっていました。
主人公と彼女は顔を合わす事はありません。手紙などの二次的な方法でのみ彼女とコンタクトを行うことができます。

沢之 松子(さわの まつこ)

一人称=私
主人公に対して=長沢君

主人公の高校時代の教師です。高校も夏休みで受け持ちの部活も無い為、町に出歩いている主人公とたまに出会うことになります。
年齢は27歳。T168。ロングで眼鏡さんです。

高校時代に主人公を抱いたのがキッカケで、今でもたまにセックスフレンド的な付き合いを主人公としています。
身体を合わせてはいるものの、主人公とは恋人的な付き合いをしていません。彼氏も別に ( 複数 ) います。

松田 祥子(まつだ しょうこ)

一人称=私
主人公に対して=長沢さん

町で偶然で会う高校生です。基本的に大人しい性格なのですが、その言葉の端からは時たま強い意思を感じることがあります。 年齢は17歳。T144。セミロング。小柄です。

主人公とは同じアパートに一人で住んでいます。

塩原 恵美子(しおはら えみこ)

一人称=みこ
主人公に対して=そーいちろー

主人公のアパートの大家の娘です。年齢は16歳。高校生です。T145。物語当初、主人公とは兄と妹の様な関係です。
ゲーム開始時は西園寺(後述)とつきあっていたのですが、物語を進める途中で西園寺にフラれてしまいます。
元来明るい性格なのですが、そのショックは相当のもので、彼女をずいぶんと落ち込ませてしまう事になります。
夏休み中なのでぶらぶら街中を出歩いています。

西園寺 政季(さいおんじ まさき)

一人称=僕
主人公に対して=君

大学生です。年齢22。T186。ルックスはかなりいいです。

ゲーム開始時には塩原が彼女だったのですが、エミの姿を見て一目惚れ。
その後彼は塩原を振り、エミを狙ってきます。
主人公とはいわゆるライバル関係を結ぶ事になります。

荒川 剛(あらかわ たけし)

一人称=僕
主人公に対して=そーいち

主人公の高校時代の同級生で友達。
今は家業を引き継いで小さな本屋に務めています。
年齢は20歳。T177。スポーツ刈りです。学生時代は陸上をやっていました。
性格はいたってさわやかです――がエロ本には詳しいです(小さな本屋なので、必然的にもうかる本=エロ本の仕入れが多くなる為)。

主人公は学生時代の彼のイメージと<本屋の息子>のイメージがあわないので、彼が家業を引き継いだことに若干の疑問を抱いていますが、彼自身はむしろ自分が店を任せてもらっているという事に誇りを感じています。

ゲーセンの店長

一人称=私 主人公に対して=キミ

妙に古いゲームばかり置いているゲームセンター「タイムマシン」の店長。
年齢は自称20歳。けれどどう見ても50歳前後です。T175。
細身のからだに口ひげがチャームポイントです。「ゲーセンの親父」よりは「叔父さま」の方がぴったり合う様な、不思議な雰囲気の店長です。

キャラクターへのテーマ

このゲーム全体のストーリー、キャラクターに持たせているテーマは『目的を持つこと』です。
物語導入時、さして目的も無かった主人公が、さまざまなキャラクターに出会いながら目的を持ち生きていくことの重要さに気付き、成長していくこと…これはこのゲームの主題になります。

また、主人公の世界が架空の町であっても、そこで「そこで目的を持ち生活する事」でさえあれば、「架空の世界で生活する事」も否定しません。

舞台設定、基本的なゲームの流れ

季節は夏。都会とはちょっとはなれた町が舞台です(町の名前は特定しません)。
日付も特定しませんが、既に小中高校共に夏休みに入っています。

「日曜日〜次の次の週の日曜日」までの15日間が物語の舞台です。

ただしすべての曜日がゲームで操作できる訳ではなく、最初と最後の日曜日は(出会いの強制イベント)と(別れの強制イベント)になる為、プレーヤーが実際に操作できるのは月曜〜土曜の13日間になります。

一日はさらに昼パートと夜パートに分かれ、昼パートはマップ選択移動型のアドベンチャーパート、夜パートは調教ゲーム風味のコマンド先行入力型パートになります。

カレンダー

ゲームの流れ

一日の流れ

一日の流れ

この町の奇麗な眺め

4 , 8 , 11 日目の 3 日間に設定してある「この町の奇麗な眺め」イベントはゲームストーリーのポイントとなる重要な強制イベントです。

このイベントには主人公とエミリともう一人、サブキャラクターを連れていく事ができます。

主人公とエミリだけでこのイベントを経過すると、そのイベントを迎えた日の朝エミリは精神年齢的に成長します(3 段階)

この成長はゲーム中のエミリの言動に影響します(昼パートでの会話、夜パートの H シーン)。

昼パート

様々な場所をめぐりながら、「この町の奇麗な眺め」を探し出す、「マップ選択移動」のパートです。
昼パートは時間軸が「朝」「昼」「夜」の3つに分けられ、何かしらの人物、イベントに出会わない限りマップ移動を 2 回することができます。

移動したい地点を「マップ選択移動」画面で選択すると、その地形のアップ画面が表示されます。誰か人物がその地点にいた場合はコマンドを選択して会話をすることができます。

キャラクターの出現フラグはいわゆる「同級生タイプ」と同じものを想定しています。

マップ移動画面

マップ選択移動画面

任意の移動箇所を選択して移動する画面です。
移動できる箇所は

…の10ヶ所です。

コマンド選択アドベンチャーパート

コマンド選択

マップ選択画面の後、任意の建物、地点に入った時にこの画面に切り替わります。
顔 Window 1 には会話の対象相手、顔 Window 2 にはエミリの顔を表示します。

コマンドウインドウには「見る」「話す」「聞く」「エミを見る」「エミと話す」「ここから去る」の6つの動詞が表示され、そこから任意のコマンドを選択して物語を進めます。 時間帯/場所によってキャラクターと出会えたり出会えなかったりします。

エミリの扱い

常にエミリは主人公と行動を共にし、主人公の行動に茶々を入れてきます。
画面デザインも常にエミリの顔は参照出来るようなイメージで作成しています。
プレイヤーに常時エミリの存在をアピールするのが目的です。

夜パート

エミリ相手にHをします。コマンド先行入力型アドベンチャーゲームパートです。 基本的に全画面がキャラクターの CG になります。

なお、ここで増減できる「愛情値」は昼パートに影響し、この値が小さいとサブキャラクタにエミリを取られてしまいます。
また、エミリの「精神年齢」により、このパートでの文章が3段階に変化します。
主人公、エミリのどちらかの体力が無くなると二人は眠りにつき、夜パートは終了します。

参照システムの基本的な概念については「コマンド先行入力システム ? 」をご覧ください。
上記システムをサンプル的に自作プログラムで作成して説明しています。詳しくは最後の項目をご覧ください。
コマンド入力画面イメージ

コマンド入力画面イメージ

コマンド入力後のシーン再生イメージ

コマンド入力後のシーン再生イメージ

パラメーターについて

夜パートのパラメーターには以下のものが存在しています。
また、(隠し)というのは内部パラメーターとして扱われ、実際にプレイヤーが直接値を確認することはできません。

◆男性側(主人公)
基礎体力値
コマンド入力出来る数に影響します
体力値
実際の体力値です。ゲーム中に増減します
基礎射精値(隠し)
射精にいたるまでの体力です
射精値(隠し)
実際の射精値です。ゲーム中に増減します
愛情値
相手キャラに持つ愛情です。これもコマンドにより変化します
◆エミリ

男性側と同じパラメーターを持ちますが、射精値はありません。

射精箇所補足

射精値が0になった時、その前に実行していたコマンドにより射精箇所が変化します。

入力コマンドについて

以下の入力コマンドからプレイヤーは任意の行為を選択します。
初期状態だと選択できるコマンドが少ないのですが、物語の進行にしたがって選択できるコマンドが増えていきます。

囁く / 耳愛撫 / 髪なでる / キス / フェラチオ
なめる / さわる
胸もむ / 胸なめる / パイズリ / 乳首いじる / 乳首なめる
さわる / にぎる / 手淫
もむ / なめる
太股
さわる / なめる
アソコ
さわる / なめる / 正常位 / 後背位 / 騎乗位 / 座位
おしり
さわる / なめる / アナルセックス

このシステムの H シーンについて

昼パートのキャラクターとの会話に、愛情値が大きな影響を持ちます。
つまり、愛情値を上げなればストーリーは進みません

愛情値を上げるにはどの箇所を愛撫して、結果 [ どこで射精するか ] を連想するのがポイントです。射精値は明示されないので、それを推測するのがゲーム的な要素になっています。

愛撫系のコマンド [ 耳愛撫 ] や [ 髪撫でる ] は選択すると愛情値が上がるのですが、調子に乗ってそればかりを選んでいると髪などに射精をおこなってしまい、愛情値が大幅に下がってしまいます。
手淫等で射精を行うとそれほど愛情値は下がりませんが、そのかわり上がりもしません。
結局、偏った愛撫は良い結果を生まない事になります。

もちろん、愛情値を上げるのを全く無視して、単純に H シーンを楽しむという遊び方もアリです(ストーリーは進みませんけれど...)。

外部ファイルについて

夜パート、「コマンド先行入力システム」の具体的な動作イメージを作成しています。 画面デザイン等は自作システムによる簡易再現なので参考になりませんが、「コマンド先行入力システム」や「エミリ、主人公のイメージしているシナリオの雰囲気」は参照出来るかと思います。

ゲームの起動方法はもくじから選択できる [ サンプルゲームについて ] の項目をご参照ください。

参照[ サンプルゲームについて ]


オープニングプロットから小説形式でストーリーを作成しています。シナリオの雰囲気の参考になれば良いと思います。

参照true_love_オープニング.txtをご参照下さい。


各人物のゲーム中の大まかなストーリープロットをまとめています。ゲームストーリーの流れ、シナリオの参考になれば良いと思います。

参照zinbutu.htmlをご参照下さい。


truelove knot 企画書 © 1999 深沢 豊


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